■魚を与えるのは非なのか(6月11日木曜日)

今日も一日よく頑張りました!

「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えよ」という有名な格言をご存知でしょうか。

もともとは、「人に魚を与えると1日で食べてしまう。しかし人に釣りを教えれば生涯食べていく事が出来る」という意味ですが、

これが派生して、近年では教育現場で非常によく耳にする言葉となっています。

「正解を教えてあげるのではなく、正解にいたるまでのプロセスを教えてあげよ」という意味となっています。

しかし最近になって、私自身はこの言葉に少し疑問を持つようになってきました。

 

優秀な子どもには、「魚の釣り方を教える」という方針でよいと思います。

なぜなら彼らは今すぐに成功体験という魚を与える緊急性がなく、いわば腹が減っていない状態と言えるからです。

しかし子どもの中には、「魚の釣り方以前に、早急に魚を必要とする」というレベルの子も多くいます。

まずは「目の前の問題が先生と一緒にできた!」という小さな成功体験を早く積み重ねる必要があるのではないでしょうか。

その積み重ねから勉強の楽しさに少しずつ気づいてもらえれば、魚の釣り方を楽しく学べるのではないでしょうか。

 

たしかに魚の釣り方を教えることは、非常に大事です。

しかし腹が減っているのならまずは魚を与える、魚の釣り方を教えるのは腹がふくれてからでもいいじゃないか。

そんな風に最近考えるようになりました。

 

今日の授業と宿題は、

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小3ジュニアクラス
国語:第15回「動物の体の色ともよう」
宿題:予習シリーズ、演習問題集、ホームワーク

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小5四谷クラス
算数:第15回「組分け対策」
宿題:練習問題、SP、演習問題集
国語:第15回「総合」
宿題:予習シリーズ、演習問題集、SP、漢字直し×10回

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次回も頑張りましょう!