合格者の話!(10月4日水曜日)

生徒の話を聞く中でよく聞く言葉があります。
「先輩はこの問題集してました。」
「○○の時期からやって間にあったらしいです。」
合格した先輩と同じような勉強をすれば、自分も大丈夫。
このような考えですかね。

しかし、先輩の言葉には抜けている部分があります。
合格者は、後輩の同時期にあわせて何をしていたかを話しています。
ここで、注意点が2つ。

①先輩がそれまでにやってきたことは??
同時期の成績や、それまでに何をやってきたかは、人それぞれです。
問題集は、想定されているレベルがあります。
この問題集を使うレベルの人なら、これぐらいは省略しても分かるだろう。
この問題集は苦手な人が多いから、解答は丁寧につくろう。
レベル差があると、「解答の意味が分かりません。」になります。
自分の力にあった問題集をしなければ、毒にも薬にもなります。

②先輩の能力は??
今現在の学力もそうですが、もともと持っている能力です。
中学時代の基礎学、普通に勉強して480点という生徒も中にはいます。
そのような生徒は、記憶力は抜群です。そして思考力も高いです。
このような生徒は、短期間に急激な成績の伸びを見せます。
そして周りに注目され、自然と後輩達が耳にする機会が増えます。
このような人と、同じ勉強ができますか?
残念ながらきびしいです。

先輩の話は参考にするのはいいです。
しかし、学習量も違えば能力も違います。
やはり、自分のレベルを知った上で最適な勉強方法をしていくことが重要ですね。

長々と書きましたが、自分のレベルを知る為にどうすればいいか?
「全国統一高校生テスト」を受けましょう。
まだ、模試を受けるレベルには・・・とか言う生徒の皆さん。
数ⅠAの範囲はほとんど習ってます。レベルは、基本的な問題が半数以上。
それでは、模試を受けるレベルとはいかに?