■理科的常識が命を救うこともある。(6月20日土曜日)

四谷の理科の授業や、中等教育クラスの理科の授業で教えていると、「初めて知った!」という反応に頻繁に出会います。そして、その時知る機会を得なかった生徒は知らないまま生きていくわけです。塾の授業の一コマや二コマで何を大げさにと思われることでしょう。しかし、理科的な常識は時として生死を分けることがあります。
例えば、「混ぜるな危険」この言葉はよく聞く言葉なのでほとんどの子どもは知っています。しかし、何を混ぜたら危険なのかはたぶん知らないのです。授業ですと、「塩素系のカビ取り剤はアルカリ性なので酸性のクリーナーなどと混ぜると毒性の強い塩素が発生する。だから気を付けよう!」となります。
またこんな例もあります。「昆虫は生食してはいけない!昆虫の体内には寄生虫や細菌が住み着いていることもある。最悪死に至ることもある。」そんなことも授業中に話しています。
そんなこと言わなくても子供たちはわかっているとおっしゃる保護者様もいるかもしれません。しかし、子どもたちの中には注目されるためにはなんでもするというタイプもいます。冗談でカマキリを口に入れてかじってしまうかもしれません。その時に、ちょっとした理科的常識があれば、危険を回避できるのです。
今回の例に限らず、このような理科的常識は無数にあると思います。例えば、地震について、ウイルスについて、脳について、寄生虫について、インターネットについて、毒を持つ生物について、電子レンジの危険について・・・。
あっ、思い出しました。自宅で、電子レンジを使ってゆで卵をつくろうとして、開けたとたんに卵が爆発し、殻が顔面に突き刺ささり、大学病院に運ばれた女子生徒のことを・・・。

今日の授業と宿題は、

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小6難関中対策授業
算数:渋谷教育学園幕張2008年

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小5四谷(理社)
理科:第17回 動物とヒトの体(2)
宿題:予習シリーズ、演習問題集、SP
社会:第17回 東北地方
宿題:予習シリーズ、演習問題集、SP

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小6四谷(理社)
理科:第16回 力と運動
宿題:実力完成、SP
社会:第16回 政治・外交史(4)
宿題:実力完成、予習シリーズ、SP

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次回も頑張りましょう!