『大学入学共通テスト(仮称)』へ(5月17日水曜日)

昨日、来たる入試改革について報道発表がありました。

現中3生から、現在の『知識偏重』から『知識活用』を目的としたこの新しい入試制度へ移行することになります。

前回4月にも報道はありましたが、新しく発表されたことを箇条書きすると、

英語:共通試験を廃止し、4技能民間試験へ移行させる。共通試験の英語廃止は2020年案と23年案で検討中(6月末に決定)

国・数:『大学入学共通テスト』にて記述式問題を3問出題する

記述式問題の採点は、出願先大学ではなく、民間へ委託し、他のマーク同様の得点式ではなく、3~5段階の段階評価

記述式問題の追加により、たとえば国語80100分、数学6070分のように、試験時間を延長する見込み

記述式問題は、新学習指導要領への転換を期に24年度から地歴・公民や理科でも実施を検討

また、書類や面接などで受験生を選考するAO(アドミッション・オフィス)入試や推薦入試について、2020年度から、国公私大に学力評価を義務付ける方針もあわせて発表されました。

現高校生は直接的には新しい入試制度は関係ありませんが、今年の入試要項も6月頃から随時発表されていきます。自分が受験予定の大学はもちろん入試科目等確認しないといけません。また推薦入試・一般入試の定員や学部学科など毎年変化がありますから必ず確認しておきましょう。

皆さんに関係あることについてはホームルームなどを通じて発信していきますね。