頭のいい人(6月17日金曜日)
頭がいい人ってどんな人でしょうか?
学校のテストの点がいい人?
それとも、いい大学を卒業した人?
あるいは、記憶力のいい人?計算スピードが速い人?
頭がいい人とは個人的には論理的思考ができる人のことのような気がします。
確かに世の中には本当に頭のいい人はいます。例えばノーベル賞をとるような。
けれども、そうした人は多くはありません。
私たちの身近にいる頭のいい人とは、
自分の感情を抜きにして冷静に論理だって思考できる人のことではないでしょうか。
そのため、学校の成績や学歴が分からずとも、話しているだけで
「この人は頭がいい」と感じることがあるのではないでしょうか。
また勉強とは縁遠いイメージのある、スポーツ選手や芸能人の中にも
話を聞いていると頭がいいと感じる人はいるでしょう。
皆さんも頭がよくなりたいと感じるかもしれません。
しかし、実は皆さんはそうなるための努力を既にしているのですよ。
学校や塾での勉強は将来、社会で活躍するための論理的な思考と知識を身に付けるためなのですよ。
- 頭の良い人は明確に自分の考えを人に伝えることができます。しかもそれを自然と簡単にやってのけます。
- 頭の良い人の思考は膨大な範囲を駆け巡っても、最初に考えていた思考に戻ることができます。例えば1つのカテゴリーに集中して考えた後、次に広いカテゴリーに適切に分類します。それから再び細部に戻ったり、さらに大きなアイデアに移行したり、会話に応じてどこにでもアイディアの焦点を合わせられます。
- 頭の良い人は文法的に正しい話し方をします。話すときは、「えーと(you know)」、「~みたいな(like)」、「私の言いたいことわかります?(know what I mean?)」といった無意味な挿入句も「etc.」や「等々」のような省略表現も使いません。
- 新しい状況に直面すると、手つかずになっている問題の核心を効果的に突く質問をします。
- 頭の良い人が問題に深く踏み込んで認識し、それが明確にわかるような発言をすることは珍しいことではありません。そのとき周囲の理解を得られなくても、ずっと後になってその洞察力が明らかになります。
- 頭の良い人は、自身のアイデア、小さな言葉のやり取り、質問の仕方などで常に人に驚きを与えます。その知性の原動力が何であれ、枠に捕らわれることがない発言が多いので普通の人にとっては予測不能な瞬間にいたることもあります。
- 知的な人には普通の人から見てつかみどころのない点が必ずあります。そのせいで何を考えているか良くわからない印象を与えます。