物事の両面(6月11日・土曜日)

世の中のものごとには、何にでも両面が存在します。

たとえば、「授業中にノートをとる」という行為。

昔から、ノートをとることは良いこととされており、ノートをとらないでいると怒られたという経験をした人は多いでしょう。

しかし、何も考えずにただ漫然とノートに書くだけでは、何の価値も生まれません。

あくまでも授業では「聞く」ということに集中し、必要に応じてノートを使用するのがベストだと思います。

また、「分からなければすぐに調べる」という行為。

何でもすぐに人に聞かずに、まずは自分で調べてみるのは素晴らしいことです。

しかし現代では調べ物をするために、インターネットを利用する人がほとんどでしょう。

その情報は果たして正しいのでしょうか。

また大した苦労もなく得られる情報は、あなたの記憶として残るでしょうか。

何にでも良い面と悪い面はあります。

自分の考え方に固執せずに、多面的に物事を捉える力を身につけましょう。