ヴォイニッチ手稿(5月17日火曜日)

ヴォイニッチ手稿とは、1912年にイタリアで発見された古文書(写本)で未解読の文字が記され、多数の奇妙な絵が描かれていることが特徴です。文章に使用されている言語は多くの歴史研究者および言語学者によって何度も解読の試みが行われているが、現在でも解明されていません。そのため、でたらめに書かれたものだという説もあったのですが言語学者によると確かな意味を持つ文章列であると判断されました。

現代ではわからないことがあってもインターネットで検索をすれば大概のことには解答が得られます。また、かつては謎だったものもその多くに専門家たちによる解答が得られています。けれども、ヴォイニッチ手稿のようにいまだに残っている謎もあります。こうした謎は現代においては特に非常に魅力的に感じられます。

ところで、小学校から高校にかけての勉強にはあらかじめ正しい答えが用意されていますが、大学以降の勉強には明確な答えがないこともあります。社会に出てからは猶更です。今している勉強は将来出会う未知の問題に対する用意のようなものですが、時には世の中にどのような難問があるのか調べてみるのも学問の奥深さが感じられていいでしょう。

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