■世の中チョロそうに見えて・・・(10月8日火曜日)

テストというのは残酷な一面があります。
例えば、今回の小5の組み分けテストでも、クラスの移動がかなりありました。
四谷の組み分けテストはクラスの境界線が何点なのかの発表があります。
今日も生徒たちはあと何点取れていたら一つ上のクラスだったのに!
とかなり興奮気味に悔しがっていました。そして、現実を知るという意味において、それでいいのです。1点でも足りなければ望みのクラスになれないのです。
まさに、受験と同じです。このシステムが良いか悪いかの議論は置いておくとして、テストとは無慈悲で残酷なのです。
四谷の生徒たちはほぼ受験します。確かに内進の生徒は多いのですが、それでも受験は受験です。漏れることがあります。
そのような当たり前のことを四谷の生徒たちはだんだん理解できるようになってきます。
実は中学受験を経験していない生徒は、受験が落ちるものだとは思わず大学受験まで行ってしまうことがあるのです。
例えば私の教え子の高校生は、受験は学校の先生が「うまいことやってくれて」必ず合格すると決まっている。だけれど、生徒が怠けないように「がんばらないと落ちるぞ!」と、脅していると思っていたと言っていました。その生徒は冗談ではなく本当にそう思っていて、親や先生が「何をばかなことを」と言っても、聞く耳を持たなかったそうです。
生徒たちはこれからいろいろなテストを受けていきます。大人になってからでも、自分のスキルアップのために受験する人は多いものです。ですから、どのようなテストも合格することもあれば不合格の場合もあるという当たり前のことを知っておかなければならないのです。特に徳島県の場合は高校受験がまさに学校の先生が「うまいことやってくれて」ほぼ確実に合格するように調整します。しかし、徳島県の名誉のために言っておくと、これは八百長ではないのです。中学時代の成績や基礎学力テストの成績を総合して、受験する学校を決めるのです。生徒の思い通りに行くこともあれば、希望とはかけ離れた高校を受験させられることもあります。つまり、八百長ではないけれど試験は失敗することもあるということは学習できないシステムなのです。
四谷大塚の生徒のみんな。テストは残酷だけれど、これが本当です。「世の中チョロそうに見えて、厳しい一面を持っているのです。」

今日の授業は

─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
小3ジュニアクラス
算数:第6回「きまりとを見つける」
宿題:予習シリーズ~P18~P20 、ホームワーク10/14まで、演習問題集(第6回)、計算(第6回)

─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
小5四谷クラス
算数:「第6回速さと比(1)」
宿題:予習シリーズ類題・基本、計算、(SP)
国語:第6回随筆「アイスキャンデー売り」
宿題:第6回、予習シリーズ(基本)、漢字と言葉(第6回)、スぺプリ

─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
小6四谷クラスS
算数:「第4回合不合判定テスト過去問」
宿題:予習シリーズ(第4回合不合判定回)、今日の残りの過去問仕上げ(得点をつけて次回発表)
国語:第4回合不合対策
宿題:過去問・漢字直し×MAX

─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘─┘
次回も頑張りましょう!