クラスの雰囲気とおしゃべりの連鎖。(10月6日土曜日)
学校のクラス、部活の仲間、塾の友達、家族・・・、集団はいろいろありますが、静かなクラスもあれば、賑やかなクラスもあります。
また、同じクラスであっても、ある生徒が休んだ時に雰囲気が変わってしまうということもよくあります。
なぜ、このようなことが起こるのかちょっと注意して観察してみました。
話題を提供する生徒 → その話題に乗ってくる生徒 → その話題の具体例を出す生徒 → その具体例に反論する生徒 → その反論の肩を持つ生徒 → 受けを狙ってボケる生徒 → そのボケに突っ込む生徒 → ・・・
先生が、割り込んで話をストップさせない限り果てしなく続いていきます。おしゃべりに関して、役割分担がうまくできていて、上のようなおしゃべりのバトンタッチが円滑に行われてしまうことがあります。このようなクラスは楽しいけれど、賑やかなクラスです。逆に、役者が足りないと途中で話題が尻つぼみになってしまい、盛り上がらないクラスになりますし、役者が偏っていると途中でバトルが勃発して、うるさいだけで不愉快なクラスになります。私たち教師は、うるさすぎるのもやりにくいのですが、あまりにシーンとし過ぎていても授業し辛いものです。そこで、教師は授業のしやすい環境を自分で作ろうと考えます。具体的には、おしゃべりの連鎖を断ち切るのですが、断ち切り方も難しいのです。力づくで「静かにしろ!」で終わらすことは簡単ですが、そのような場面が重なるうちに「静かにしろ!!!」の声のトーンを強めざるを得なくなってきます。それはそれで、クラスの雰囲気を悪くする原因になります。クラスの雰囲気を保ちながら、おしゃべりの連鎖を断ち切ることは経験を積めばだんだんできるようになることですが、私も最初のうちは苦労したところです。楽しくなければ第一ゼミではありませんが、無法地帯になってしまっては、塾とは呼べません。私たち塾教師のジレンマの一つです。
今日の授業
□■ 小学6年生 県外難関中対策授業
過去問演習:筑波大附属中2010年
宿 題:見直し
□■ 小学5年生 理科・社会
理 科:下巻第5回「総合回」組み分けテスト対策(過去問演習)
宿 題:予習シリーズ第6回(物の運動)、演習問題集、SP(2クラス以上)
社 会:下巻第5回「総合」テスト大会
宿 題:予習シリーズ第6回、演習問題集、スぺプリ
■□ 小学6年生 理科・社会
理 科:下巻第4回「合不合判定テスト対策授業」、海城中2016年
宿 題:予習シリーズ「第4回合不合判定テスト回」、入実、SP
社 会:第4回「地図記号チェック」、歴史チェックテスト
宿 題:第4回合不合対策すすめる
次回も頑張ろう!