好奇心を持ちましょう!(3月21日水曜日)

好奇心は何物にも代えがたいものです。
小学生低学年は計算であったり、漢字であったり、反復練習のような勉強が多いので、生徒たちは作業を済ませることが勉強だと勘違いしてしまいがちです。しかし、当然違います。論理的に考える基本に計算があり、自分の意思を伝えたり、相手の伝えようとしていることを理解したりするのに漢字が助けてくれます。どちらも手段であって目的ではありません。第一ゼミのリトルクラスでは反復練習だけにしてしまわないように教材から授業の展開まで工夫をしています。今日の単元は「むだをなくそう!」でした。テーマとしては水も、電気も、テレビ番組までも形のあるなしにかかわらず、ただではないのだということでした。そのような話になったとき、二種類の生徒に分かれます。なんか面白そうな話題になってきたぞと、脱線を喜ぶ生徒と、そんなのは勉強ではないので、先生の話より問題をやりたがる生徒です。保護者様はどう思われますか?私は、生徒の思っている勉強らしい勉強という出来上がったイメージが怖いと思っています。今日の内容は脱線でもなければ、予定外のことでもないのです。最初から予定して考えていた内容なのですが、半分の生徒は「勉強らしくない内容」と思ったのでしょう。しかし、今日の授業の中で得ようとすれば得られることは大変いっぱいあります。基本料金の考え方、デジタルデーターにも値段がついていること。好奇心を持つことがとても大切で、勉強とはかなり好奇心を刺激する楽しい時間であること・・・いっぱい伝えることがありました。プリントをすることが勉強だと思っている生徒はかわいそうだと思います。勉強を苦しみながらしている小学生低学年の子供たちは本当は勉強が楽しいことを知ってほしいと思います。そして、その一歩が「なんにでも興味をもつこと」なのです。小学生の成績は好奇心の量だけで測ってもいいくらいです。(笑)

本日の授業

□■ 新小学2年生 リトルクラス

算  数:むだをなくそう!

宿  題:(1)迷路のぷりんとをといてきましょう。
(2)じぶんで迷路を作ってみましょう。

明日も頑張りましょう!!