ノートについて(5月16日火曜日)

<ノートについて>
入って間もない生徒は時々「先生!今書いているのはノートに書くのですか?」とたずねることがあります。
私は書いてくださいと必ず言います。そのようにたずねる生徒はきっと、今書いている内容は知っているから書かなくてもいいのではとか、今日の内容にあまり関係ないから書く必要がないのではないかと言いたいのではないかと思います。気持ちはわかりますが、それは書くべきです。なぜなら、必要か必要じゃないかは生徒ではわからないことが多いからです。教師なら授業の最初は復習から入って、その内容を膨らませながら今日の内容につなげていくという方法はごく普通に使うテクニックです。最初の理解できることがノートに書いていなければその後につながらず、後でノートを見ても意味が分かりにくいはずです。また、一見関係なさそうなことでも、ちゃんと伏線になっていて後の単元につながることも結構あります。どちらにしてもノートは最低限教師が板書したことは書いていなくてはなりません、できるならば教師が板書はしなかったけれど口頭で伝えたことまで書いてあるとよりレベルの高いノートだと思います。
ノートは綺麗に書いてあれば大人の評価は高いものですが、私は一概には言えないと思っています。教師は板書しながら説明をし、時には書き足りなかったことを後から付け加えたり訂正したりしてしまいます。授業が終わった時、綺麗に色がついて、直線はすべてまっすぐの完成度が高いノートを目にすると、すごいと思う反面、頭に内容が残ったのだろうかと少し心配になります。ノートは内容を理解しながら書くことで頭の中を整理する働きがあります。また、試験の前などに見直すことで授業の内容を思い出す効果もあります。どちらにしても、ノートを書くことでその内容をより深めることができなければ、何のためのノートかわかりません。何のためにノートをとっているのかもう一度考えてみましょう。

本日の授業です。
□■ 小学3年生 ジュニアクラス
国   語:第11回 説明文「心ぞうと肺」
宿   題:ホームワーク(~5/22まで)、演習問題集第11回、スぺプリ集

□■ 小学4年生 四谷クラス
算   数:第12回 三角形の性質
宿   題:予習シリーズ仕上げ、計算、演習問題集、スぺプリ

■□ 小学6年生 四谷クラス
算   数:第11回 「数と規則性(3)」
宿   題:予習シリーズ チャレンジ、基本、計算
国   語:説明文・論説文(4)「豊かな社会のパラドックス」
宿   題:P130、135、136

次回も頑張ろう!