基本的な学習のススメ方・国語編(10月12日・木曜日)
ご家庭での学習において、何をどう勉強したら分からない・・・。
国語の勉強において、おそらく日本中で言われているものだと思います。
算数は、『例題を見て学ぶ→計算練習→基本問題→応用問題』という流れは分かりやすいですね。
理科や社会は、とにかく教科書や参考書をしっかり読み込み知識を学び、問題演習で確認する。
それに比べて、国語の勉強は、まるで雲をつかむようにとらえどころのないものです。
たくさん勉強しても、なかなか目に見える成果が見えず勉強をやめてしまった、というのは経験があるのではないでしょうか。
では、国語は一体どのように学習すべきなのでしょうか。
①漢字・語彙
漢字の問題が苦手な人は、とにかくたくさん書いて練習しようとします。
たとえば「勉」という字を「勉、勉、勉・・・」と一生懸命練習する、という感じです。
しかし漢字テストや文章中では、「勉強」「勉学」「勤勉」というように、熟語として出題されます。
漢字の練習はとにかく熟語で練習しましょう。
また文章をたくさん読み、自分の知らないことばをこまめにチェックして語彙力を増やしましょう。
②文章読解
小中学生の国語の問題の場合、必ず文章中のどこかに答えやヒントが隠されています。
それをいかに拾っていくかが、国語の読解問題のカギとなります。
国語が苦手な子は、ただ漠然と字を追いがちです。
とにかく早く文章を読み切ってしまいたいという気持ちから、雑に文章を読みがちです。
はじめは時間がかかっても構いませんし、特に時間設定を設ける必要はありません。
線を引きながら読むことも有効です。
お子様のペースに合わせて、ゆっくり、しかし確実に、文章を読むようにしましょう。