レジェンドの引退(1月24日・火曜日)

車いすテニス界のレジェンド、国枝慎吾選手が先日引退を表明しました。

4大大会シングルス優勝回数 28(全豪11、全仏8、全英1、全米8)

4大大会ダブルス優勝回数 22(全豪8、全仏8、全英4、全米2)

この世には様々なスポーツがありますが、こんなにも長くトップを維持し続けた日本人選手はいないのではないでしょうか。

素人ながら「どうして座ったまま、あんなにも強く正確な球を打ち返せるのだろう」と信じられない気持ちです。

「日本のテニス界からはなぜ世界的プレーヤーが出てこないと思うか?」との記者の質問に、これまたレジェンドのロジャー・フェデラーが言った「何を言っているんだ。日本には国枝がいるじゃないか」と答えたエピソードはあまりにも有名です。

 

国枝選手は、9歳のときに脊髄腫瘍による下半身麻痺で車いす生活となりました。

普通ならば絶望してしまうような状況ですが、持ち前の運動神経と精神力で、小6のときに車いすテニスに出会いました。

想像を絶するようなトレーニングや葛藤があったと思いますが、何事も強靭な精神力があれば成し遂げられることを教えてくれましたね。

勉強を頑張る生徒の皆さん、仕事を頑張る私たち大人。

国枝選手の生き様から見習うべきことはたくさんあるはずです。

健康でいられる日々に、頑張り続けられる環境に、感謝の気持ちを忘れずに頑張りましょう。