今日は登山の日(10月3日土曜日)

10月3日は「登山の日」だそうです。

「10(と)3(ざん)」の語呂合わせから制定されたそうですが、勉強も山登りと少し似ているなと思います。

難しい問題を目の前にしたとき、子どもたちはつい「解けるか、解けないか」で考えてしまいます。

答えが出れば「できた」。
答えが出なければ「できなかった」。

でも、本当はそんなに単純なものではありません。

山登りでも、いきなり頂上にたどり着くことはありません。

まず一歩進む。
少し休む。
道を確認する。
間違った道に入ったら、一度戻る。
そして、また進む。

勉強も同じです。

問題文を読む。
何を聞かれているのか考える。
条件に線を引く。
図を書いてみる。
知っていることを一つ使ってみる。

そうした小さな一歩を積み重ねた先に、「わかった」があります。

特に小学生の勉強では、この途中の過程がとても大切です。

難しい算数の問題に10分考えて、最後まで答えが出なかったとしても、その10分が無駄だったわけではありません。

「ここまではわかった」
「この考え方ではうまくいかなかった」
「次は別の方法を試してみよう」

そうやって考えた経験そのものが、次の問題を解く力になります。

だから、子どもが問題を間違えたときには、

「何点だった?」

だけではなく、

「どこまでわかった?」
「どんなふうに考えた?」
「次にやるなら、どこから考える?」

と聞いてみるのもよいと思います。

すぐに正解することだけが、勉強ではありません。

難しい問題を前にしても、すぐに諦めず、一つずつ考えていく。

わからなければ戻る。
もう一度読む。
別の方法を試す。

そんな力は、算数や国語だけでなく、これから先の勉強すべてを支える力になります。

山の頂上ばかりを見ていると、「まだこんなにある」と感じます。

でも、足元の一歩に目を向ければ、確実に前へ進むことができます。

10月になり、今年度の勉強も後半に入ってきました。

今できない問題があっても構いません。

大切なのは、そこで立ち止まってしまわないこと。

今日の一問。
今日覚える一つの言葉。
今日できるようになる一つの計算。

そんな小さな一歩を、毎日積み重ねていきましょう。

気がついたときには、以前よりずっと高いところまで登っているはずです。

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